ミラノ発 ファッションジュエリーブランド AJ

月曜日です!


気温も高くて なんだか元気に新しい週が 始まりますね。


昨日のお休みは トレーニングに行き 有酸素運動を しっかりやりました。

ずっと筋トレが好きと言ってましたが 実は有酸素が苦手


でも 私の身体は 筋肉がつきやすいので 筋トレより 有酸素をしないと

脂肪が燃焼しにくいらしくて 運動の時に ブドウ糖を使わないようにすれば

お腹がすかないので 脂肪が燃焼するとのことで

すご~くゆるい有酸素をやることになりました。


ゆるいので ぜんぜんしんどくなくて

こんなので いいのかな~と思うような運動で ちょっと物足りないのですが

効果が出るのか 楽しみです。



さて 先週に引き続き HANROとAJにイベントが開催中です。

ご紹介記事 やっと書きますね~


今日は まず ミラノ発ファッションジュエリーブランドのAJ

AJと書いて イタリア語発音で 「アージェイ」と読みます。


アーティスト名 

ALBERICA JACINI(アルベリカ ヤチーニ)のイニシャルです。


アルベリカ・ヤチーニは ミラノ貴族の末裔で

イタリアを代表する世界アーティスト輩出の有名校ブレラ美術大学院にて美術を学び

多面的芸術家としてプロ活動を始めました。


生地プリントの絵柄、子供用の絵本のイラストレーター、イタリア及びヨーロッパ内の

家のデコレーター等を経て90年代、自身の絵画展も初めて美術館にて開催しました。



アトリエは、2009年、ミラノ歴史地区に誕生。

ブレラの貴族の宮殿群とスカラ座の並ぶ狭い曲がりくねった道の先にあります。




建物には 昔 ロンバルディア州に貢献したと言われる 彼女の祖先である

男爵 ステファノ ヤチーニの偉業が書かれています。


門の中に入ると 素敵な中庭があって




その片隅に 小さなアトリエを構えています。




この中にアトリエがあるのですが

その前に このAJとの出会いまでのお話を ちょっと書いてみたいと思います。



アンビシャスでは 今までもいろいろなアクセサリーを扱ってきています。

ファッションは トータルで考えるものですので

女性は特にアクセサリーが好きですよね。



アルテミス・ジョイエリのような ファインジュエリーは 

もちろん素敵なもので 私も大好きですが

ちょっとジャンルの違う物なので ちょっとここでは 違うものとして・・・


なにか素敵なアクセサリーはないものか?

ずっと探してきています。


もちろん世の中には 山のようにアクセサリーと呼べるようなものはあるのですが


大人の女性が 身につけて 似合う物って 案外ないのです。


デザインがよくても 素材が メッキだったりで 若い子には良いけど

大人がするには すぐ色がはげてくるし 

金を使っていて安い物は (10Kとかで 繊細なものが多いので) 

ちょっとボリュームが足りなくて 私たちには 向かなかったり


シルバーは 日本で扱われてる物は なぜか若向きでカジュアルなものばかり

ブランドのシルバーは 金並みに高価


デパートに行って あんなにたくさんあるアクセサリー売り場を

ぐるぐる歩いても 納得いく物に出会えません。


日本の業者さんがやらないなら 海外でと 行くたびに いろんな情報を聞いて

探してみるのですが どこか納得いく物に出会えませんし

これをやりたい!と思える物に出会えずにいました。



今年の2月の出張の前に ある方から 

ミラノ在住の日本人のコーディネーターさんがいらっしゃると紹介して頂いて 

たまたま帰国されているとのことで 東京でお目にかかったのですが


そのとき その方がされていたのがAJで 

最初はぜんぜん違う商談をしていたのですが

私は商談に身が入らず 彼女のアクセサリーから 目が離せなくなりました。


金とは違う 暖かな色目に 味のあるハンドメイドの造り

重ねづけされているバランスも絶妙


日本のお店に並んでいるような どこかで見たことのあるようなものではなくて

でも すごく素敵で・・・

 

コーディネーターさんは 私より少し年下かなという感じでしたが

すごく雰囲気があって これは どこのアクセサリーなんだろう??と。



商談が一区切りしたので 思い切って聞いてみたところ

現在このAJは 日本に入ってきてないので もしご興味がおありなら

ミラノでご案内できますよと。


聞くと これを作っているのは 貴族の末裔のアーティストさんで

まだ40代の それも小学生と中学生を持ったお母さんでもあるとのこと。


イタリアでも 遠方なら時間が作れないけど

私が大好きなブレラ地区にお住まいなので 会いに行けるとのこと。


元々 コーディネーターさんには アクセサリーの件で会ったわけではなかったので

これも なにかご縁があったのだと思います。



というわけで アトリエの住所を聞いて その前で待ち合わせして

アルベリカのアトリエを案内して頂きました。



とても小さなアトリエでした。


彼女の椅子


このときも 制作中。



彼女は ジュエリーだけではなく 絵も描きますし いろんな作品を手掛けるアーティストだそうです。



イタリアの建物は そんなに広くなくても とても天井が高くて

居心地が良いのです。


こういうものも 彼女作


居心地の良いアトリエで 彼女がひとつひとつ心を込めて 作っている作品だそうです。



彼女が、ユニークな職人タイプの(アルティジャーナ)ジュエリーを

デザイン及び製作し始めたのはここからです。

石の色と形の組み合わせに魅力を感じ、始めたのがきっかけでした。



現役ママでもある アルベリカは 

この日も 子供さんのお迎えのため途中退出


アルベリカの愛するお子さん達


彼女のコレクションの一つ 刻印リングを彼女は身につけていますが

子供達の頭文字を刻印してます。



素敵なアトリエで たくさんのコレクションを見せて頂き

すっかり惚れ込んでしまいまして このたび独占契約を結ばせて頂きました。


AJのコレクションは アンビシャスのお店及び 

アンビシャスとお取引のあるセレクトショップでのみ 販売させて頂きます。


先週 アンビシャスの卸先のセレクトショップ様向けの展示会を

開催いたしまして ご好評を頂きました。


今 お受けしたオーダーをもとに 制作していただき

店頭には この秋より展開いたします。



お店では それに先駆けて お披露目を兼ねたイベントを開催しています。



彼女のジュエリーは、シンプルでミニマム。

半貴石や貴石と、貴金属のブロンズ、銀等の本物の材料を使用して

アーティストらしい色と調和のハーモニーの世界を表現しています。


特に チェーンは ロザリオに使われる正式な手法にのっとっています。


これは 彼女が正真正銘の貴族であり 生粋のミラネーゼであることに起因していて

ロザリオやミラノの古い歴史を現代風にアレンジしています。





こちらが ロザリオチェーン


彼女は チェーンから すべてハンドメイド


アトリエに置いてあった チェーンの原料になるシルバーやブロンズ

これを 上のように編んでいくそうです。

話を聞いてるだけでも 気が遠くなりそうでした。



これからのシーズンに活躍しそうなピアスやブレスレット




彼女のコレクションには ストーリーがあります。


こちらは Nodo Ring(結リング)


出会いがあるリングで このリングをして1年以内に結婚したカップルが

3組もいるそうです。

(彼女は アトリエでしか販売してないので なかなか高い確率)

こちらは Abbraccio medio(抱きリング)


愛しいものを抱きしめるという意味からインスピレーションして作られました。


石つきのものもあり また ミラネーゼスタイルである 「重ねづけ」を楽しめます。


Bolle Bronzo Ring (泡リング)

泡をイメージ


FEDE RING(FEDE 信じるの意)ミラノの結婚指輪です。

その他 指輪もいろいろ






そして 彼女のアイコンてきコレクション

Anello Occhio(オッキリング)は


今回 日本デビューにあたり 誕生石12種類で展開いたします。


パワーストーンというように 石には いろんな力や意味があります。

誕生石も その人を守ってくれるパワーストーン

重ねづけを楽しめるので 自分の誕生石と もうひとつ好きな石を重ねるのも楽しいです。


こちらのシリーズは 石にかかわらず

すべて38,000円+税


私の石は 可愛くないのよっておっしゃる方もおられますが

今回の石のセレクトは 誕生石といわれてる中から アルベリカが 自分の作品に合うものを選んで作っていて どの月のも とても素敵に仕上がりました。



もっともっとご紹介したいのですが

きりがないので 是非 お店に見にいらしてくださいね。


気になるお値段ですが

9,000~80,000円


お洋服ぐらいの価格帯です。


これでしたら 気軽に選んで頂けますよね?


その理由は 素材。


アルベリカは 二つの理由から ブロンズを選んでいます。


まずは その暖かい色目。


金とは また違う柔らかさがあります。


ブロンズは 仕上げ方で かなり色が変わりますが

ずっと身につけていると ピカピカになってきます。


コーディネーターさんは ずっとはめておられるので こんなにピカピカ



上が 結リング ¥15,000 下が 抱きリング ¥15,000



二つ目の理由は ミラネーゼスタイルでもある「重ねづけ」を

楽しんでもらいたいとの思いからです。




コレクションの中には シルバーと一部 作品の色の表現として

シルバーにピンクゴールドをコーティングした物もありますが

お値段は さすが金銀銅というように その通りの順番です(笑)




日本にはあまり馴染みのない素材ですが、ブロンズという 素材だからこそ、

増やしていく楽しみ」を生み出せ、重ね付けという遊びを歴史に沿って、

ミラノスタイルとして、この繊細と天然石と こだわりの本物素材に アーティストらしい世界観が重なり合う本物の良さが

大人の女性が身につけるアクセサリーとしてご提案できると思っております。




アルベリカ・ヤチーニのInstagram  @albejac



アンビシャスでの お披露目イベントは 4/30(月)までです。




0コメント

  • 1000 / 1000