いつ着る?今でしょ

ほんとに暖かくなりました。


今週は 「着る物ないわ~」と たくさんのお客様です。


こんな仕事をしてる私も

やっぱり「去年何着てた?」となってます。


衣替えをしてみたけど

あるのは 綿や麻のペラペラ素材ばかり・・・

毎年言ってますが 「春は何を着てた?」(秋も言います(笑))



以前にも 書いたと思うんですが


日本には四季があるのだから

お洋服も 4つのシーズンで考えなきゃいけないんです。


この業界も いけないんですよね

春夏もの 秋冬もの

なんて ざっくり2つに分けて考えてるんですから。


パリコレも ミラコレも 

Spring&Summerと Autumn&Winter

なんだもん


そりゃ 一般の方も そう考えます。


海外に行くことが多くなって 痛感してますが

もちろんヨーロッパにだって 四季はありますが

日本のとは 全然違う


空気が乾燥してて 湿度が低いというのは

気温が一緒でも 体感が全然違うんですよね。


緯度が高い国は やっぱり気温低いですし。


お洋服は 元々西洋の文化です。

日本は 着物


着物だと 括りが違いますよね

合わせ 単衣 薄物


詳しくないのですが どうも夏物カテゴリーは 

独立してますよね?


そういう気候なので 春と夏をくっつけて考えるのは

やっぱり無理があると思うんです。


以前は 日本のアパレル界では 

2月くらいからは 梅春物と呼ばれるカテゴリーがあって

まだ生地は厚いけど 色は春って感じだったのですが

(秋は 晩夏物とか初秋物といって 生地は薄くて 色はシック)

インポートのお洋服が増えて また バブルがはじけて 不景気になったあたりから

だんだん少なくなりました。



欧米では 湿度が低いので 気温があっても 体感は寒いので

夏でも カシミアなどのウールがありますし 

7月にロンドンに行ったときに見かけたのですが

朝夕は冷えるので 通勤してる方は ノースリーブのワンピースの上に

バーバリーのトレンチコートや 薄いダウンを着ていました。


春夏物としてインポートのブランドが出してくるお洋服は

薄いカシミアや かなりしっかりしたコットンも あったりするんですね。



日本人は そういうのを見ると

「すぐに着られなくなるので もったいないじゃない~」って。


で、何を着てるかというと 冬物のセーターで

「いつまでも着てるの恥ずかしいけど 寒いもんね」って


どうしても春物のお買い物に行こうかなって思うときって

しっかり暖かくなって 衣替えをしてからになるので

そのときだと しっかりした春物は あと少ししか着られなくなるので

もったいなく感じますが


ちょっと早い時期に買って置いたり セールのとき

今は着られないけど 買っておこうと買った厚めの春物は 

重宝したりするものです。



季節の変わり目は 年によって違うので 難しいものなんですが

少し早めにお洋服計画を立てると 

「着る物がない」って思わなくなるのだと思います。



「いつやる?今でしょ~」じゃないですが


「いつ着る?今でしょ」って思える物に出会ったら

「すぐ着られなくなる」なんて思わないで すぐ着れることを喜ぶべきです。


もしかしたら この春は 2~3回しか着ないかもですが

大好きなものなら 秋にも着るだろうし

また来年の春先に 「さあ あれを着よう!」って楽しくなるに違いありません。



春物 夏物 秋物 冬物

と 4つに分けて ワードローブを組み立てると

「着る物がない」って思わずに済むと思いますよ~



と、長くなりましたが

今 ぴったりのSeventyのアウターです。




ボトムがボリュームのあるものが多くなったので
短い丈のアウターは バランスがとても良くなります。
きりっとしたネイビーのアウターは 重く感じがちですが
つやのあるサテン生地なので 華やかです。


ミリタリースタイルで 
大きな襟が苦手という方にも スッキリ着こなせます。

近年のトレンド お袖コンシャス
もう流行を超えて 定着しつつあります。
次のシーズンでは パワーショルダーなど ますますエレガントで華やかさが出てきますよ。
前を開けて気軽に羽織れますよ



もしかしたら もう来週は 着られないかもしれない。

だからこそ 旬のものを着るってのが おしゃれなんですよね。


春のおしゃれは 桜と同じ

短い春を 思い切り楽しんでくださいね。



Seventy ブルゾン

93,000円+税



朝から書き始めたのですが

バタバタしていたら もう夕方です。


明日も元気にお待ちしております~!!


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