日中は 暖かいけど 朝夕は 冬の気配が漂ってきましたね。
私も 先週末 やっと本気で衣替えしました。
少し前は ちょっとウールが入ってるだけで なんだか暑く感じたのに
急に ニットの温かさが嬉しく感じます。
冬と言えば カシミア
良いカシミアは 人を幸せにしてくれるような気にさえします。
今月の雑誌の表紙を見て 飛びついてしまいました。
カシミア大好きな私には たまらない特集でした。
毎年冬になると ここでも書いてますけど
上質のカシミアって ほんとに着心地も良いし 美しい発色や艶は 大人の女性を綺麗に魅せてくれるって思ってますので この特集記事も ウンウンとうなずきながら読んでしまいました。
私のカシミア好きの原点は 大学生の頃
母が買ってくれた 黒のカシミアのアンサンブルに始まります。
上質のカシミアのシンプルなアンサンブルは まだ小娘だった私には
大人の証のような気がしたもので シンプルにパールのネックレスやピアスをして
気取っていたものです。
会社に入って CholeやMaloのホワイトカシミアに出会いました。
セーター1枚で 一か月のお給料ほどしていたのですが
その肌触りや美しい柔らかな色に心を奪われました。
頑張って 手に入れたときの 喜びは今でも覚えています。
なんども書いてますけど その子たちは今でも 家で着続けてますので
決して高いお買い物ではなかったなと思っています。
シンプルで上質なカシミアと言えば
イタリアの紡績メーカーCARIAGGI LANIFICIO S.P.A (カリアッジ社)
世界中の名だたるラグジュアリーブランドにカシミヤの梳毛、紡毛糸を提供するイタリアの紡績メーカーです。
ほんとにたくさんの糸を展開していて カリアッジの糸で作られたカシミア製品は
最高級品と言われています。
アンビシャスでは 和歌山の島精機さんとコラボをして
オリジナルでホールガーメントのニットを作っています。
カシミアも 日本のカシミア紡績の名門 東洋紡糸さんの糸を使ってセーターやカーディガンを作っていますが
カシミアと言えば イタリアのペルージャ
最高級カシミアの産地として知られています。
なかでも ブルネロ・クチネリは 有名ですよね。
ブルネロ・クチネリが、カタログの裏にカリアッジの名前を入れた事から有名になりました。
日本のカシミアもとても良いですが
イタリアのカシミアは 別物
特に白やグレー ベージュなどの薄い色のカシミアは 独特で なんとも言えないラグジュアリー感があり たまりません。
シンプルなオリジナルのニットを ペルージャで作れないものか?
ずっと思い続けていましたが 力になってくださる方との出会いがあり その夢が叶いまして出来上がりました。
アンビシャスが オリジナルで作る製品は
とにかくベーシック
今のアパレル界は 移り変わりが激しく なかなか定番というものが成り立たないので
シンプルなセーターなど ずっと着たいのに 次の年にはなくなってしまうのが現実。
そんなお客様のお声を集めて
持っていたい1枚を作ることを信条にしています。
そして できるだけ お手頃に。
今回は 上質なインナーニットを カシミアで作ろうと企画が始まり
何度も何度も検討して
Jaipur(ジャイプール)という名のシルクカシミア
カシミア梳毛糸とシルクを撚(よる)って作られた極細の糸
シルクカシミアにしたのは カシミア100だと インナーにしたら
暖房の効いている場所では 暑くなり過ぎるよねと。
厚くなり過ぎないこと
着膨れしないこと
そして 肌触りが良いこと
シルクカシミアは ほんとに上質な素材なのですが
一度着ると そのなめらかさ 軽さの虜になります。
滑りもすごく良いので モコモコしませんし
肌あたりも良く 毛足のあるカシミアが苦手という方でも 痒くならず着て頂けるので
最高の素材です。
羽根布団って 肌に一番近いところに掛けると良いって言いますよね。
シルクカシミアも同じです。
インナーに上質なものって 勿体ないって思ってしまいますが
その良さは 経験していただくと 納得していただけると思いますよ。
そして インナーなので フィット感を大事にして イタリアらしいワイドリブ
身体の線が出過ぎない チュラルフィットです。
と、長くなりましたが
そういう想いを集結して 出来上がったのがこちらです。
コーディネート商品
STRENEESE カシミアスカート 47,000円
VINCE カシミアダブルフェイスコート 128,000円
ファー&カシミアジャケット 210,000円
VINCEカシミアカーディガン 83,000円
(すべて税別)
明日、明後日は 出張のため留守にいたします。
バイトさんは居りますので 宜しくお願いいたします。
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