良縁

おはようございます。

気温は低いけど、日差しが春らしくて なんだかほっこり気分です。
一日一日春が近づいていく気分
いいですよね音譜


お店の方は 春物も少しずつ入荷してきて カラーも明るくなってきて
コチラも気分が良いですドキドキ


でも 実際には寒いので~まだまだ冬物も必要


というわけで まだまだ冬物もセールしていますよ合格



もうずっと来てくださってるお客様はよ~くご存知ですけど
シーズン終わりのこの時期 案外良いものが お安くなってるので
とてもお得感満載です。



ファイナルセールって 要は残りものなんでしょ?って思われるかもですけど
残りもの=イケてないもの
ではありません。


私は常々気にいって仕入れてきたお洋服たちが
お買い上げ頂いてお客様のところへいくことを
「お嫁に行く」って言ってるのですけどね

仕入をするとき 
「この子だ~!!」って思って仕入れるわけで とっても愛着があるわけなんです。


なので お店に並ぶお洋服たちを褒めてくださると
まさに手塩にかけた我が子を褒めて頂くかのように嬉しいラブラブ
気にいってくださり 嫁がせて頂けたら とてもハッピーだし
その子を着てくださった時に お友達から褒めてもらえたとか言っていただけたら
ほんとに誇らしくなるのですよ。


でも なかなか嫁げない子も 中にはおりましてね・・・

「何が悪いんだ?こんなに可愛いのに」と云う子

なんていうんですかね
まさに縁談と同じでして 良い子なのに たまたま縁に恵まれなかったということなんですよね。

「あちらのお子さん ほんとに非の打ちどころがないのに どうしてまだお一人なのかしらね?」って
ありますでしょ?

でもよくよく聞くと 適齢期にお仕事が忙しかったり
親御さんの看病をしていたりして 出会えなかっただけみたいな

まあ お洋服には そんな特殊な事情なんてないですが(笑)
でも たまたま 目立たないところに置いていて 気づいていただけなかっただけとかね・・・


先日も ご近所のお客様で ほんとによくお立ち寄りくださる方が

「こんなのあった?私見たことなかったわよ~
これすごくいいじゃない!」

私が自信満々で仕入れていた白のベスト やっと嫁がせて頂きました。


今 お店に居る子たちも そんな子たちです。
ぜひ 良縁を見つけにいらしてくださいませね。




゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚




ここからは 私事ですが これもお客様とのご縁にとても感謝しているお話しです。


ちょっと長くなるので・・・お時間があったら読んでやってください。



先々週の土曜日の朝、帰国して
自宅に帰って身体を休めていたら
突然ものすごい吐き下し

半日で 体内の中のものをすべて出しきりました。
まさにデトックスという感じで(笑)
お陰様で 出張で食べ過ぎて増えた体重を落とせました(笑)


翌日曜日は、娘が12年の選手生活を終える引退式がありましたので
なにがなんでも治らなくてはと 必死でした。

日曜日の朝には なんとか治まり
ふらふらながらも なんとか出掛けられると思って着替えようと立ち上がると
腰が ギグっ。

ぎっくり腰寸前って感じでした。

ひやひやしながら出掛け、無事娘の引退式を見守り
ほっとして迎えた翌月曜

海外出張明けなので 仕事山積
お客様も来てくださり忙しくしてると
実家の父から電話があり
母が出掛けて帰ってきたら
ろれつが回らなくておかしいと。

救急車を呼ぶなと言いながら
服を全部着替え、鞄に洗面器や下着やタオルを入れているからとにかく来てくれと。


すぐ飛び出して 途中で救急車を呼んで
病院へ着くと

脳出血だったとのこと。

意識は一度もなくならず
こちらの言っていることも 状況もすべて理解している様子でしたが
言葉が出ないことと 右半身は麻痺しているとのことでした。


幸い、出血箇所は小さく
12時間再出血しなければ すぐリハビリを開始できるとのことで ちょっと安心しました。


とりあえず命の危険はほとんどなく
リハビリ次第で回復が期待できる状況とのことでした。


二年前に転んで骨折をしましたが
予後も良くて ほかに特に大きい病気もせず元気な母でしたので ショックではありましたが

外出先から 自力で帰ってこれたことや
父が居て すぐ対処してくれたこと
希望の病院にすぐ搬送してもらえたこと
など、タイミングなども良かったので ありがたかったなあと。


リハビリも含めたら 半年くらいは入院することになりますし
父と母の生活は大きく変わるので 支えが必要になりますから
いよいよ私も介護が始まるのだなあと痛感しました。


今までは 忙しいからと 母には甘えっぱなしで
娘の選手時代は 息子をよく面倒見てもらったりしていましたし
最近は 二人がなんとか元気に暮らしてくれてることをいいことに こちらが用があるときしか連絡すらしない 親不孝娘でしたので
そろそろ、親孝行しなさいよということなんだなあと思いました。


前日の引退式で 娘の先生にご挨拶したおりに
今後も 指導者としてシンクロに関わっていきたいという娘には これからの激励をしてくださり
私には
「お母さんは、本当にお疲れさまでした。」と慰労のお言葉を頂戴したのですが

娘は先日二十歳になり
親の協力が必要な厳しい選手生活も終え 私の親としての役割がひとつ終わったその 翌日に母が倒れたのは 偶然ではなく 私には必然だったのだなあと思いました。


でも、ありがたいことに
まだ娘が選手生活をしていたときだったら
仕事に娘のサポートに 更に両親の面倒まで見ることができたか?と思うと
これまた このタイミングで良かったと。

今まで家事など一切しなかった娘も 大学が春休みだからと
夕食づくりと弟のお弁当を作ると言ってくれまして 
知らぬ間に成長したなあと ちょっと感心してます。

これには伏線があるのですが
3年前に私が入院したとき 娘は忙しかったのもありますが
家のことを何一つしなかったのですけど
それを知った母が 
「17歳にもなって 母親が入院したのに何にもしないなんて
あなたの躾がなってないからだ」と叱られたのですけど
その時娘は ふくれっ面してましたけどね(笑)


常々母からは 

「親ってのはね 子供が聞いて無くても反発されても 言うべきことは言わなきゃいけない」

と言われてましたが いやいや 今回もその時の母のおかげです。



そんな状態でジュエリーのイベントでしたけど
いつものことですけど お客様とは いろいろお話しさせていただくのですが
母の話題にもなりまして 「こんな状態なんですよ~」なんてお話ししましたら
皆様 だいたい一度は親の病気は経験しておられますので
いろいろとたくさんアドバイスを頂きました。

母のような病状の経過や今後のこと
一人になった父の食事をどうするかとか
介護に向けての家の改造や介護保険のこと
どこのケアマネさんがいいかとか 保険申請のタイミング
リハビリ病院の評判とか 仕組みとか

両親ともにすごく元気で介護など想像すらしてなかったので
正直 かなり面食らっていたのですけど
皆様のアドバイスが 本当にありがたかったです。
経験者の話ほど説得力のあるものはないですよね。


あるお客様から 近くのリハビリテーション病院について詳しく聞いていたので
母の担当医から 経過が良いのですぐリハビリテーション病院に転院したほうがいいから
どこが希望ですか?と言われても すぐに返事ができて
トントン拍子で 見学、面談も済み
もう週明けには 転院できることになりました。


ファッションが縁でつながったお客様方ですが
その縁のおかげで助けられましたことを本当に感謝しております。



この縁を大事に 私もまた皆様のお力になれるように
頑張っていきたいなと思います。





とっても長くなりました。



今日も元気にお待ちしております。

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